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第14節vs神戸戦プレビュー 今だ、公式戦無敗街道を快走中の仙台が、昨季2敗の難敵の本拠地・神戸へ乗り込む。注目点は、仙台の不動の10番・梁の欠場はあるのか、そして、神戸は大久保の出場停止を、誰が穴埋めするのか。共に、先発からゲームメーカーを欠く様相の中、6月の蒸し暑い5連戦が、その幕を切って下ろす。

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一週間前のナビスコカップ1回戦・Away LEG. 柏レイソル戦を、見事に勝利で飾った仙台。その試合では、日本代表に召集された関口を欠きながらも、代役で先発出場のMF松下年宏が、見事に中島の決勝弾のアシストとなる良質なセンタリングを供給し、私たちサポーターに、その技量の高さを見せ付けてくれた。

そして、この試合を欠場した関口も無事チーム練習に合流し、梁も代表の親善試合から戻って来て、先発陣は万端か、、、と思いきや。

金曜日(6/10)の河北紙朝刊で予想された先発は、不動の梁と関口ではなく、日本代表帰りの関口と、なんと松下のコンビだった。

もし、これが本当にそのまま「当たる」とするならば、J2時代からを通して、リーグ戦ではいったいいつから梁の先発が続いていたのか、記憶を辿る事すら困難な、仙台としては「挑戦的な選手起用采配」となる。

もっとも、鉄人・梁とて、一人の人間である。いつかは、代表召集や疲労・負傷などの影響で、リーグ戦の先発を果たせなくなる時は来るだろう。その時になって慌てないように、先発を「梁ではない選手」で試合に臨む経験も必要になるだろう。

それが、果たして「この試合」でやってくるというのか?

だが、もしそうなったとすれば、恐らくそれでもベンチには梁の姿があると思われる。という事は、「スーパーサブ・梁」という事になり、後半の途中で、「フレッシュな梁がピッチに投入される」という、仙台サポーターにとっては、これまで想像しようにも想像出来なかったシチュエーションを体感する事になる。いったい、どんな試合展開となり、どのような結果が待っているのだろうか。

もし、本当に梁がベンチスタートとなるのであれば、まずは松下にしっかりとゲームメークをして貰い、最低でも0-0で試合を推移し、そして梁にバトンタッチして欲しいものだ。その上で、疲れ切った神戸の選手を尻目に、「フレッシュな梁」が、神戸陣内で輝きを放つひとときを堪能したいものである。

対する神戸側だが、前節のリーグ戦で4枚目の警告を受け、今節は出場停止となる。代役は、ナビスコカップで大久保の代わりに出場した小川が濃厚の様子で、前節こそ、現在首位の柏に「コテンパン」にやられてしまったものの(この試合は0-3で柏が勝利)、それまでの3戦を3連勝としており、その間の失点も僅かに「1」。絶好調の柏に奪われた3失点を除けば、今季ここまで僅かに4失点と、守備に関しては、仙台並みの堅さを持っている様相だ。また、攻撃陣こそ今節は大久保を欠くが、出場停止からポポが帰ってくる事や、一時帰国していたボッティの復帰、今季新外国人のホジェリーニョの今季公式戦初得点が産まれるなど、外国人選手のパワーは健在である。

だが、仙台としては、この辺の状況は、あまり気にしないほうが良いだろう。(相手を研究しなくても良い、という意味ではないので誤解無きよう)確かに、今季の神戸がリーグ戦の先発で大久保を欠くのは初めてとなるが、チームとして浦和や川崎といった強豪を下しているのは仙台と同じであり、相手のホームでもある事を考えると、仙台の戦い方としては、「いつものアウェイの戦い」をすれば良いだけである。

チーム状況が好調の時は、先発を弄るべきではない、とは良く言われる事だが、今月のこれから始まる連戦や、梁や関口の代表戦での疲労(精神的なものを含めて)を考えると、必ずしも「梁&関口」で両サイドハーフを構成しなくても、しっかりと勝ち切れるだけの総合力は身に付けておきたい。

梁と関口で盤石だった「サイドハーフ陣」に、松下が割って入れば、より一層の先発争いが促され、チーム力は向上するだろう。何よりもそれを願っているのは、他でもない、私たち仙台サポーターのはずだ。

このプレビューを書いている今から、どんな試合が展開されるのか、楽しみで仕方がない。

ところで「神戸アウェイ」と言うと、筆者は一度だけ、現地に足を運んだ事がある。忘れもしない、2006年4月1日(J2在籍年)。当時の指揮官はジョエル・サンタナ監督で、前線にボルジェス・ロペス・チアゴネービスを配置し、攻撃をほぼこの3人に委ねていた時期だ。

当時も神戸の攻撃能力は高く、仙台は全般的に押し込まれながらも、無失点のまま迎えた後半43分。梁の撃ったシュートを、神戸GK・萩晃太(現・甲府)が溢したところをボルジェスが詰めてゴールを奪い、1-0で勝利した試合である。

ちょうど、大阪での出張の都合があった筆者は、前日の金曜日に出張予定を調整し、土曜日に神戸のホーム(当時は神戸ウィングスタジアムという名称だった)での当該試合を観戦。勝利を掴み、気持ちよく帰路に付いた。

このとき、帰路に選んだのは空路で、当時、開港したばかりの神戸空港(開港日2/16、試合日4/1)を利用。当時は、まだ神戸→仙台という空路の便があり、時間帯も丁度良かったため、事前に予約を入れておいたのだが、チェックイン前の空港内でフライト待ちをしていたところ、ベガルタの選手団と遭遇。そうか、考えてみれば同じ飛行機で帰仙する可能性はあったのだが、そういう可能性に全く気が付かず、いきなり目の前に、当時の外国人選手3名を含むご一行が現れたものだから、それは驚いたものだった。

だが、こちらは背広姿だったので(あちらも背広姿だったが)、いきなり声を掛けても、仙台サポーターだとすぐに判って貰えるとは思えず、「ありがとう、ボルジェス!素晴らしいゴールだったよ!」の一言は、その場では言えず仕舞いだった。

・・・でも、あれから5年経った今、初めて、大変な事に気が付いた。

あの時、「日本語で」言うつもりだったのか?>自分(滝汗

という事で、次のチャンスが来たときのために、ポルトガル語を少々調べてみた。

どうやら、「Obbrigado, <選手名>! El,Golazo!」で良いらしい。
※どこか間違っていたら、掲示板でご指摘宜しくお願いします。

・・・ん?エル・ゴラッソ?? そういえば、そんな名前の新聞にもお世話になっているなぁ。また、近所のコンビニまで買いに行かねば。

※お断り:今節のレポート掲載は、6/13(月)の予定です。予めご了承下さい。





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