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2010年12月アーカイブ

シュート数、仙台の23本 vs 川崎の19本。壮絶な撃ち合いの中、前半25分に決められたジュニーニョの1点を、仙台は、後半ロスタイム5分の声を聞く時間帯まで、必死に追い掛け続けていた。

この日迎えた最終戦でも、仙台は、試合序盤から積極的にゴールを狙い続ける展開をみせ、あわや前半で2点・3点といった加点があってもおかしくないくらい、チャンスメークまでは素晴らしいものを感じた。

清水戦から3戦続いた未勝利の結果、とうとう残留確定は最終節へ持ち越しとなってしまった。それでも、勝ち点・得失点差の状況を考えれば、残留争い渦中の最後の3チーム(仙台、FC東京、神戸)の中では、俄然有利な状況にある仙台。そして、未だ順位アップの可能性さえ残っている以上、決して「下」を気にする戦い方ではなく、「上」を目指す戦い方としたい。

「下」とは、取りも直さず残留争いの事を指す。だが、残留争いをしたくてJ1に昇格した訳ではないはず。少しでも高い順位を目指す姿勢こそ、今の仙台に求められているリクエストではないだろうか。