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2011年3月アーカイブ

-あの震災の日から、一週間が過ぎた。

まずは、今回の大震災により、家屋・財産のみならず、大切な家族までも失われた方々に対し、お見舞いの意を。そして、亡くなられた方々に対し、哀悼の念を。

前節のリーグ開幕・広島戦で、勝利こそ成らなかったものの、今季の戦闘能力の片鱗を随所に見せ付けてくれた仙台。佐藤寿人不在(インフルエンザ羅感による)だったとはいえ、1トップとして先発したFW李忠成に最後まで「仕事」をさせず、広島の良さを90分間に渡って消し続けられた「堅守」は、相手に関係なく次節での勝利をも予感させる、期待度充分な内容だった。

期待に胸を躍らせながら、映像に食い入って観た、今季開幕戦。気になっていた2トップは、赤嶺・マルキーニョスの組合せと、各メディアの予想通りだった。もちろん、期待度MAXな選出であると感じていた。

結果から言えば、残念ながら最後までお互いのスコアが動く事は無かった。だがその内容を見れば、明らかに昨年の仙台とはひと味もふた味も違う、上位躍進への可能性充分なものと言える。

昨季末、手倉森監督の今季の去就が不透明だった時期には、とてもこんな大型補強が敢行されるなど、誰しもが予想だにしなかったに違いない。

主力級の選手の離脱は、フェルナンジーニョとエリゼウの2人に留まり(平瀬と千葉の引退には敢えて触れないのでご了解の程を)、そしてその穴を埋めてなお余る実力と実績の持ち主である、マルキーニョスやチョ・ビョングクを獲得。京都から獲得した柳沢とも合わせ、鹿島の一時代を築いた魅惑の2トップが、今季は仙台の一員なのだ。