訪問者数:

ページビュー:

2013年10月アーカイブ

 今季も、リーグ戦はラスト5試合となった。このタイミングで迎えるは広島戦。直近5戦で無敗と、勝ち点で一定の積み上げは出来ている仙台だが、今節は「勝つのが難しい相手」とのアウェイマッチを迎える事になった。

 ・・・と、言うのも。

 その「瞬間」は、突然に訪れた-。

 
仙台1-1名古屋で迎えた、後半アディショナルタイム。掲示された4分のうち、既に2分を経過していた。
 
梁に代えて、後半43分に投入されていたヘベルチが、この試合であまり見られなかった、ミドルシュートを試みる。だがこれは、「クリーンヒット」という訳にはいかず、ボールは、名古屋ゴールへは向かって行かなかった。

 手倉森監督の今季限りの退任発表直後の公式戦となった、この天皇杯3回戦は、同時に、一昨年まで仙台に6年間在籍した、細川淳矢選手の「仙台凱旋試合」ともなった。少し暑いくらいの秋晴れの下、試合はキックオフ。ただ、試合の立ち上がりでは、どういう訳か、やたらと仙台の選手の動きが重く見えた。。

 あのジュビロ磐田が、来季J2への降格の危機に陥っている-。

 
このフレーズは、2008年にも聴かれた。この年、入れ替え戦の闘いを余儀なくされたJ1ジュビロ磐田は、当時J2のベガルタ仙台と対戦。この対戦では、第2戦で仙台があと1点及ばず、ジュビロ磐田の翌年J1残留と、ベガルタ仙台の翌年J2残留が決定した-。