空気を、読んだつもりはなかった。
試合後、ガンバ大阪の西野監督の退任の挨拶の中に、「相手が仙台で良かった」との一言と共に、仙台の成長ぶりを賞賛して頂けるコメントがあった。
リップ・サービスも含みでの事だったとは思うが、それでも、あのガンバ大阪の指揮官を10年務めた同氏に、成長と力量を認めて貰えたのは、素直に嬉しく思う。
空気を、読んだつもりはなかった。
今季リーグ戦、最高に痺れる一戦がやって来た。
浦和のシュート数が9本なのに対して、仙台のシュート数は5本。前半だけをみても、浦和は3本、仙台は1本-。
先日の天皇杯3回戦・福岡戦では、主力先発陣を5人も入れ替えて臨みながらも、控え陣の奮起・奮闘が実を結び、3-1での快勝とした仙台。気持ちよくリーグ戦を迎えられる事となったが、引き続き、主力の守備陣が緊急事態の状況には変わりがない。
圧倒的な強さだった-。
よく、サッカーの試合の内容を、他のスポーツに例えて表現する事がある。例えば、相撲に例えて「がぶり四つ」、ボクリングに例えて「ジャブの応酬」または「ノーガードの撃ち合い」といった感じだ。筆者も、何度か引用させて頂いた事がある。
先週末は、ナビスコカップ決勝があり、J1はお休みだったため、久しぶりにのんびりとした週末だった。みなさんは、どのように過ごされたであろうか。