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2012年11月アーカイブ

 前節の結果によって、仙台の2位が確定し、迎える今季最終戦。優勝こそ逃したが、クラブ史上最高順位を達成し、手倉森監督就任時の"公約"だった、「5年でACL」も、先日の理事会で来季の日本からの参加クラブが「4枠」で維持され、これを以て、仙台の来季ACL参戦が決定となった。

 試合終了のホイッスルが鳴ったとき、スコアは0-1。広島の勝利という結果と併せて、今季のV逸と、2位という順位が確定した。

 このプレビューを、J1昇格プレーオフの一戦をTVで観ながら書いている。結果は、今季J2年間順位6位の大分が、年間5位の千葉を1-0で破り、来季のJ1昇格を決めた。大分と言えば、忘れもしない。2003年のJ1最終節で大分とアウェイで対戦し、引き分けに終わり、私たち仙台をJ2に叩き落としたチームだ。その大分は、私たち仙台が2010年からのJ1再挑戦と入れ替えに、J2へ降格していた。つまり、来季、大分とは公式戦では実に10年ぶりの対戦となる。

 勝利という結果こそ伴わなかったが、カップ戦タイトルホルダーの鹿島を相手に、ここまで「面白い試合」を展開できるようになった。それを、誇らしいと感じられる一戦だった-。

 ここしばらく、リーグ開幕戦は、アウェイでのスタートが多かった仙台。しかし、今季のリーグ開幕戦は、久しぶりにホームでの開幕となった。その時の相手が、今節の対戦相手である、鹿島アントラーズだった。

 1点ビハインドで迎えた、後半44分。仙台、左CK。梁勇基が上げたセンタリングに、仙台の複数の選手がジャンプで反応し、C大阪のディフェンスを寄せ付けなかった。その中の菅井がヘッド、ボールはC大阪のゴールに吸い込まれていった-。

 今季、在阪のJ1・2チームは、共に、下位低迷・それに伴う指揮官交代という、激動の年を過ごしてきた。その一方である、C大阪は、今夏、成績の低迷を受け、今季の指揮官として就任していたセルジオ・ソアレス監督との契約を解除し、昨年までのC大阪指揮官だった、レヴィー・クルピ氏を再び招聘した。