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2012年10月アーカイブ

 "磐田キラー"赤嶺、今節も本領を発揮。ただ、数多くあった得点機の中で、産まれた得点は僅かに一つ。その1点を守りきれずに1-1となり、勝ち点1の獲得に留まった。

 興奮冷めやらぬ、前節ホーム浦和戦の勝利から、早や一週間。ようやく、首位・広島に勝ち点で追い付いた仙台としては、ここからはもう、ゴールまでの走破ペースを落としたくはない。

 広く澄み渡った、仙台地方の秋空。好天候に恵まれた土曜日の昼下がりに、ホームゲーム・浦和戦が開催された。

 
仙台にとっても、浦和にとっても、優勝を狙うには重要な一戦。"大一番"とも表現されるこの試合では、休養充分で、万全の状態で臨んだ両チームの激しい攻防が繰り広げられた。

 残り試合数の消化が進むにつれ、徐々に、勝ち点3の重みが増すこの時節。勝ち星一つを落とせば、今季の優勝争いから一気に脱落しかねない、このヒリヒリした焦燥感。残留争いとはまた違った、ハイ・モチベーション、そして、ハイ・プレッシャーの中、今節は、3位・浦和レッズとの直接対決をホームで迎える。

 延長戦も含め、120分の激闘の終わりを告げる主審のホイッスルが鳴ったとき、仙台側サポーター席からは、大ブーイングが沸き上がった。

 その決勝ゴールが決まったとき、J2時代から猛威を振るっていた「朴柱成→中原」のホットラインの再来を実感した-。

 
J1第28節、仙台-G大阪の一戦は、ホームの仙台が、試合終盤に見事な2点先行の場面を創り出し、G大阪の猛攻を終了間際の1失点に抑え、勝ち点3の積み上げに成功している。
2010年。仙台、残留争いを強いられ14位。G大阪、優勝争いから1歩後退しての2位フィニッシュ。
 
2011年。仙台、怒濤の4位躍進。G大阪、最終節まで優勝争いも2位フィニッシュ。