これが、勝ち切る力のないチームの結末-。
何のための先制点なのか。何のためのサブメンバーなのか。何のための采配なのか。
全ては、勝利という目的のためであり、それ以外の理由はどこにもないはずである。
それなのに、このチームは、折角奪取した先制点を活かす事ができず、またもドローとなってしまった。もう、呆れてモノも言えない。
80分までは、ほぼ完璧に試合を運んでいた。追加点こそ、これを奪えないという課題は未解決となったが、それであれば、1点を守り切るという選択で、残りの時間を、よりセーフティに過ごすべきであったはずだ。