訪問者数:

ページビュー:

2008年7月アーカイブ

どこが「堅守速攻」なのだろう。
守っては、僅か前半5分で岐阜FW片桐に簡単にゴールを許し、攻めては、前線でボールが収まらずに相手のボールへの圧力に屈する展開の繰り返し。

堅守速攻が機能したのは、68分の平瀬の「速攻」ゴールのみで、これは確かに秀逸な、相手GKのニアを抜く技ありゴールではあったのだが、それ以外の場面では、オシャレなミスヒールパス、ボール保持できず簡単に失う、シュートに至っては、ゴールを決めた僅か1本のみ。

平瀬のゴールで負けずに済んだが、平瀬のために堅守速攻が機能しなかったとも言える内容であった。

 

第28節vs岐阜戦プレビュー

FWナジソンの契約は8/1から。今節までは現有戦力で勝機を。

■守備プレビュー

ポイントとなるのは、CB岡山がケガで戦列を離れる事か。代役には、前節も岡山に代わって入った千葉のCB起用が濃厚。
木谷が戦列を離れるようになってからは、一柳とのコンビで最終ラインの牙城を築いてきた岡山だったが、連戦の影響がここへ来て噴出。休ませる必要が出てきた。セットプレーでの強みも含め、この離脱は大変残念ではある。ただ、この時期はどこもケガ人の影響を少なからず受けるものであり、それを見越してバックアップを準備する訳であるが、、、、代わって入るのは、本職CBの木谷や渡辺ではなく、ボランチ本職の千葉との報道である。

http://www.vegalta.co.jp/contents/news/press_release/2008/07/post-62.html

待ちに待った、新外国籍選手の加入が発表。
えっ!? ナジソン!? ナドソンじゃなかったのか??

獲得の噂の時期から、「ナドソン」と方々で呼ばれてきており、いきなり「ナジソンです」と言われても、すぐにはピンと来ないので、とりあえずこの投稿では「ナドソン」と表記させて頂く事とする。

 

2位躍進を期待された草津戦は、前節に続き、またしてもスコアレスドローで終結。
チーム戦術「夏場仕様」という事で、堅守速攻型を鳥栖戦から実践しているが、ここ3戦で結果が出たのは鳥栖戦だけで、前節のセレッソ戦・今節の草津戦は0-0という結果であった。

この結果をどうみるかで、今後の展開・展望が変わってくると思う。

守備面に関しては、3試合で1失点。明らかに改善している。自陣で引き気味にブロックを構成し、スペースを与えない守備は、流石に堅牢だ。草津に攻め込まれ、シュートを許すシーンまで持ち込まれても、シュートコースを消す努力を惜しまず、結果的に無失点で凌ぐことができた。

第27節vs草津戦プレビュー

前橋、気温30℃オーバーの予報。堅守速攻型にスタイルを変えた効果は出るのか。

 

■守備プレビュー

磯崎、富田3戦連続スタメンの予想。

愛媛戦での敗戦を受け、鳥栖戦・セレッソ大阪戦は左SB磯崎・ボランチ富田で臨んだ結果、2戦で1失点と安定感を見せた。ただ、この鳥栖戦からは、夏場の戦いを意識した「堅守速攻型」を意識した戦術のため、比較的失点はしにくい状況だったとも考えられる。彼らがスタメンに定着するためには、守備だけでなく、攻撃の面でも結果を出さなければならない。SB磯崎の場合は、どれだけタイミング良く前線の攻撃に絡んでいけるか。ボランチ富田の場合は、前線へのパス供給をどれだけ正確に行うことができるか。フィールドプレーヤーの場合は、「攻守のバランス」が取れている選手でなければ、長くスタメンを張る事はできない。

 

セレッソ戦は、今季2度目のスコアレスであった。しかし、前回のスコアレス(6/25・ホーム熊本戦)とは、内容は全く違い、大いに見せ場のある、高水準なスコアレスだったと感じる。

 

みなさんの目には、この試合はどう映っただろうか。記録面から言えば、これでホーム3戦連続で無得点であり、ストレスが溜まる一方の御方も多い事だろう。

しかし、この試合に限って言えば、「よくぞあの攻撃を凌ぎきった」と、選手を誉めるしかない。確かに、幾度となくチャンスはあったものの、全体を総じて言えば、6:4、いや、7:3くらいで、セレッソの猛攻を耐えなければならなかった状況であった。

 

 今節、MF関口をFW起用するという「サプライズ」をピッチ内に持ち込んだ仙台だったが、

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080713-OHT1T00101.htm

http://hochi.yomiuri.co.jp/tohoku/soccer/news/20080713-OHT1T00167.htm

#記事追加 07/13 11:50

 

望月さんがブラジルへ飛んだり、丹治さんが韓国へ飛んだりしていたと思ったら、こういう事だったんですね。

なんでも、半年ほどブランクがあったとかなかったとかいう話ですが、獲得となれば、その辺のコンディションは見極めた上での話だと思いますので、大いに期待させて頂きたいと思います。

それにしても、他チームが補強の話で華が咲いている中、仙台は「できれば現存メンバーで・・・」という話すら聞こえてきていましたが、ここへ来て京都DF斉藤大介の獲得へ向けた話とか、ナドソンの獲得へ交渉中の話とか、フロント陣が精力的に動いていた事が明らかに。

やはり、「機は逃せない」と判断したのでしょう。

2位の山形が、まさかの3連敗を喫するなど、どんどん「昇格勝ち点ライン」が下がる、昇格レース。ここでこの報は現実となれば、期待度抜群ですね。

まずは、今日のセレッソ戦でしっかりと戦い抜く事。集中しましょう!

第26節vsC大阪戦プレビュー

昇格圏、視界良好。但し、「雷雲」を凌ぎきればの話。

 

■守備プレビュー

田村復帰。再び活性化されるか、右サイド。

出場停止の鳥栖戦は、飛弾の活躍で勝利する事ができ、田村不在はあまり感じさせなかった。
そして、休養充分の田村が、セレッソ戦で復帰する。右サイドについてはこれで一安心だろう。

左サイドは、前節は磯崎が入ったが、田ノ上が再び先発するものと思われる。

 

そして、ボランチには引き続き富田が起用されるだろう。中3日だが、疲労は若さで吹き飛ばしているはずだ。ここは一つ、本日報道のあった「京都MF斉藤大介獲得」を発憤材料とし、ポジションは渡さないくらいの気概で、今節も奮闘して欲しい。

 

富田の視野の広さは、攻撃の幅を広げてくれる。また、ボールを左右に散らす動きも、

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe106/news_spe/news20080712_002.htm

 

ほとんど、「寝耳に水」であったが、京都のボランチ斉藤大介が仙台に来るとの報道。(7/12河北紙面より)

千葉や永井の疲労、それに宮沢がなかなか台頭してこないことを考えると、展開力・攻撃力のあるボランチは欲しい存在だったが、いきなりの獲得報道に、「フロントGJ!」感もある。

それにしても、なぜ京都が昨季の主将を放出?と思ったら、セレッソからデカモリシを獲得するため、A契約枠25人を空けるためらしい。なるほど。

まだ報道の段階だが、河北に掲載された事を考えると、正式発表に至るのはほぼ間違いないだろう。

オフィシャルからのリリースが待たれる。

 

鳥栖戦は、見事な逆転勝利。

得点経過などは方々で語られているので、割愛させていただくが、何と言っても、次に繋がる勝利を見せてくれた事に、大いに感謝したい。

ホームで全く動けず、今季初のホーム敗戦を受けて臨んだ今節、田村を欠く緊急事態に、中3日で舞台は九州。しかも予想気温は30℃前後と、連敗した時の言い訳の材料には事欠かなかった試合であったが、期待された若手の活躍によって、敵地での逆転勝利を手にした。

 

鳥栖側は、前節、セレッソに勝った時の布陣をそのまま持ってきた。それに対し、仙台は愛媛戦での敗戦を受け、また、中3日の連戦という事もあり、メンバーを一部変えて臨んだ一戦。ポイントだったのは、田村の出場停止の穴埋めに関するところではなく、ボランチだった。

千葉を下げて、富田をスタメンで起用。すると、愛媛戦で停滞していた攻撃の流れが、試合開始直後からスムーズであった。富田起用だけが理由ではないのだろうが、愛媛戦には見られなかった、「ボールを速く繋ぐ意識」が随所に見られ、守備から攻撃への流れがとてもシームレスに感じられた。いわゆる、「見てて愉しい攻撃」である。

「やればできるじゃないか」と思いつつ、食卓で晩飯のパスタを口に運んでいた。

第25節vs鳥栖戦プレビュー

ここが、本当の正念場。望みを繋ぐも断ち切るも、自分たち次第。


■守備プレビュー

守備というより、攻撃への懸念。田村、出場停止。
菅井がケガで離脱する中、その穴を埋めてきた田村が、とうとう累積4枚で、今節は出場停止に。
だが、試合は待ってくれない。空いた右SBをどうするのか。有力なのは、田ノ上を右に持ってきて、左SBに磯崎を置く案だろうか。

ただ、おそらくこの試合に限って言えば、出る選手の問題ではなく、「チーム全体の守備意識の統一」の方が重要になってくると考えられる。

最近の試合を見ていると、守備に翻弄され、押し込まれる時間帯が目立ってきている。辛くもバーやポストに救われるシーンもあり、実際の失点数以上に、守備は機能していないとさえ考えてしまうほどである。

愛媛戦で田中に決められたシーンは、屈辱的にも、自陣エリア内で、たった一人でやられたものだった。田中の技術を誉めればそれまでではあるのだが、正直、あそこまで攻め込まれる以前に、しっかりとした守備ブロックで跳ね返す事はできなかったのか。マークの受け渡しは間違ってなかったのか。総合的に言えば、守備をサボってしまたところは、本当にないのか。

 

試合前、見慣れないタオマフ?を掲げる男性サポーターさんの存在に気が付く。

「如何にもチームカラー」で、ぜんぜんミスマッチじゃなかったのだが、よ~くみると・・・・。

VFSH0001_1.JPG

こう言う「イタズラ心」、大好きです(^^

 

さて、本題にへ突入。

夏場の様相を漂わせる週末ナイター開催は、0-1敗戦。大事な後半戦の入りの試合だと言うのに、なんという有様だろう。

 

第24節vs愛媛戦プレビュー

いよいよ、後半戦スタート!昇格圏再浮上なるか?


■守備プレビュー

細川、初スタメンか。

河北の予想では、左SBの田ノ上に代わり、今季初、細川がスタメン出場する見込みと報じている。
細川は、先日のサテライト大宮戦(6/29・石巻)でもSBで出場し、セットプレーから1得点。本職の守備でも、サテライト戦ではチーム全体の「ファーストディフェンス」の意識を体現し、主力級の多かった大宮攻撃陣を1得点に抑えた。(因みに、やはりSBでの出場であった。CBは木谷と渡辺。)

サテライトで、結果を出した or 好調をアピールした選手が、トップの試合に出られるという「事例」が、着々と増えてきている。非常に良い傾向である。逆に、ケガや不調などで外れた選手に対しても、大いなるモチベーションとなるだろう。「頑張れば、またスタメンで使って貰える」という期待が持てるからだ。

細川と言えば、本職のCB以外にも、ボランチやSBもこなせるように「教育」されてきた経緯もあり、試合中のポジション変更時にも重要な駒になる可能性は高い。いわゆる「ポリバレント性」というヤツである。(同様の事例では、千葉がたまにCBを努める事もあるが、細川はそれに加えてSBまでこなしている。)