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2010年3月アーカイブ

先制点となる、54分(後半9分)の梁のPKが決まったとき、「絶対に2点目が必要」と感じていた。ルーカスも、ペドロジュニオールもいない、手負いのガンバが相手とはいえ、無失点勝利などという甘い期待は、始めからしてはいなかったからである。

だが、まさか、PKで得た得点をPKで取り返され、そしてその数分後に逆転される事など、到底、夢にも思わなかった。

必勝を喫した、アウェイ京都戦。個人的には、2007年のリベンジを果たして欲しかったところであるが、結果はご存じの通り、内容に見合わない敗戦を喫してしまった。

もっとも、明らかなオフサイドと思われた、ディエゴによる追加点の判定の行方次第では、試合の展開はどうなっていたか判らない。また、結果はともかくとして、内容的には十分に今後に繋がる感触を得ただけに、自信を以て次へ駒を進めたい。

開幕3連勝を賭けて挑んだ、アウェイ京都戦。2007.0年のリベンジを期待したが、開催地の相性の悪さか、またしても西京極で勝利を挙げる事が出来なかった。

敗因は2つ。一つは、"J1のスピード"への対処にまだ判断と対処の遅れがあった事。そして、前後半の試合への入り方に問題があった事か。

"西京極"。

この会場の名前を聞く度に、2001年の昇格決定の歓喜を、そして、2007年の入れ替え戦進出失敗の悲涙を思い出さずには居られない。それは、仙台サポーターであれば、誰しもが脳裏に焼き付けて忘れられない、仙台の歴史の1ページだ。

7季ぶりに、ホームで迎えるJ1の舞台。その対戦は、戦前から「お互い背負うもの」を携えてのものとなった。大宮は、DF塚本のがん闘病(正確には骨肉腫という病気だが、骨のがんと呼ばれている)のサポートのため。そして仙台は、雪で覆われたピッチを除雪してくれた、多数のサポーター・仙台商業の生徒諸氏の想いに報いるため。それぞれ、背負うものの内容や質は異なれど、目指すものは「勝利」という結果。それを見据えて、ピッチ上では前半の序盤から、激しい攻防が繰り広げられた。

このスタジアムに、とうとう"J1"が還ってくる-。

長かった、6年間。この日を再び迎え入れる事を、どれだけ「この地域」が待ちわびた事だろう。あの雰囲気が、あの興奮が、再び"聖地"へ降臨する。7季ぶりという事もあり、ホームでの"J1の雰囲気"を知らないサポーターも数多くお出での事と思われるが、まず間違いなく「期待を裏切る」事は無い、と確信する。

誰しもが予想し得なかった、梁の先発-。

北朝鮮代表帰り直後で、一ヶ月もチームを離れていた事。代役候補の新加入・太田吉彰が絶好調で、先発濃厚な状況だった事から、誰しもが「梁ベンチスタート」と思っていた事だろう。

2010/03/36(sat) 13:00 Kick-off.

J1。

私たちがこのステージに再び立つために、6年もの歳月を擁してしまった。その間、主力メンバーも大きく入れ替わり、当時を知る選手は、MF千葉直樹とGK萩原達郎だけ。全くの別チームになってしまった。