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2012年6月アーカイブ

 早いもので、今季のリーグ戦も、あと2試合で折り返しとなる。そんな "前半戦のラス前" という一戦で、2位・サンフレッチェ広島との首位攻防戦を繰り広げられる事になった。

 

 相手チームに、負傷者の続出があろうとなかろうと、それで「攻撃の手綱を緩める」ような仙台ではなかった-。

 

 スコアレスドローは、本当に久しぶりだった。そこで、いったいいつまで遡るのかと思い、公式記録を確認したところ、なんと、偶然にも昨年のJ1第32節(11月19日)の浦和戦で、場所も埼玉スタジアムだった。

 

 "3月の借り" とは、ナビスコ杯予選第1戦の事であるのだが、この刻は、控え陣の積極起用という側面もあり、結果的には無得点での敗戦を喫した一戦だった。だが、武藤の初先発や、原田・奧埜の公式戦初出場など、内容的には見どころ満載の一戦であり、敗戦とするのが勿体なかったくらいの試合であった。

 

 柳沢、復活の2ゴール。

 
この日の一戦では、赤嶺は大事をとってベンチにも入らず、その「代役」は、ベテランの柳沢に託されていた。だが、35歳になったチームキャプテンは、決して「FW陣の中継ぎ」などではなく、2得点という、しっかりとした「結果」を出してくれた。
 

 代表戦によるリーグ中断から、早や3週間。この間に行われたナビスコ杯予選の2試合は、「もうリーグ戦に向けて若手の経験の場として、、、」などと、消化試合的に考えていたら、ここをしっかりと2連勝し、予選突破の芽が出て来た。中原が結果を出し、角田のセンターバックが板に付いて来た上に、奥埜や武藤ら若手を先発経験させる事も出来た。その上での2連勝なのだから、結果としては最高である。

 

 雨の土曜日-。

 
今季は、本当に週末の雨模様が多い。5月に入ってからは、少し落ち着いた感もあったものの、ここへ来て、本州西部の梅雨入り宣言の影響もあっただろうか、またも雨の一戦となった。
 

 リーグ戦、中断前の最後の公式戦だった、アウェイ川崎戦(5/26)から、中10日。休養、そして準備のための時間は充分にあり、また、周囲の期待の通りに、戦力の底上げ期待に重心を置いた先発起用となった、ナビスコ杯予選第5節・広島戦。結果から言えば、前半のうちに先制点を許す展開も、後半に怒濤の3得点を奪ってみせ、3得点・1失点の快勝となった。