試合当日の関東地方は、梅雨入り宣言も報じられ、空模様も気になってはいたのだが、いざ会場へ足を運んでみると、心配された空模様など全くなく、快晴そのものだった。
アウェイ席に屋根の無い、埼玉スタジアム。念のため、雨合羽を荷物に忍ばせてはおいたが、単なる「お荷物」となってしまった。
試合当日の関東地方は、梅雨入り宣言も報じられ、空模様も気になってはいたのだが、いざ会場へ足を運んでみると、心配された空模様など全くなく、快晴そのものだった。
アウェイ席に屋根の無い、埼玉スタジアム。念のため、雨合羽を荷物に忍ばせてはおいたが、単なる「お荷物」となってしまった。
他のJ1チームは前節で中断期間に突入したが、ACL出場組の4チームは、日程の都合上延期となっていた、第9節(本来は5月3日(金)開催)の消化のため、ミッドウィークの5月29日(水)に開催される。
バレー、出場停止。
役者は揃った-。
「マリノスを仕留め損ねた」という見方が、一番「的を射ている」だろうか。
ACL予選敗退後の5月のリーグ戦で連勝とし、"5月反攻"を具現化しつつある仙台。今節は、シーズン序盤こそ6連勝と波にノッておきながら、その後の5戦で1勝2分2敗と、一気にトーンダウンしてしまった横浜FMとの対戦。6連勝の貯金が効き、今だ2位には座しているものの、後続集団がその背中にヒタヒタと迫りつつある勝ち点の推移だ。横浜FMは、いつ2位から陥落してもおかしくない状況になりつつある。
キックオフの時間が近づくにつれ、仙台地方上空に立ち籠めてきた「暗雲」。果たしてこの暗雲は、どちらのチームに向けてのものだったのか-。
「ストップ・ザ・大宮」
日程面で相手より好条件とはいえ、ウイルソンを出場停止で欠くこの一戦で、よもや、ここまでの完勝劇を拝めるとは、夢にも思っていなかった-。
ACLの予選敗退は悔しくとも、あまりにも貴重な経験を積まさせて頂いた。選手どころか、サポーターの立場からみても、ナビスコカップの予選では味わえないような、ハイレベルで、ハイプレッシャーで、完全アウェイで、そして時にはアンフェアードなジャッジに、国際大会レベルへの「仙台の経験の無さ」を痛感させられた。
前半23分。待望の「そのシーン」は、突然に訪れた。